美肌の素、コンドロイチン硫酸ってなに?
コンドロイチン硫酸で保湿性を高める
コンドロイチン硫酸とは、ヒアルロン酸などと同じムコ多糖類の仲間です。軟骨に多く含まれることが知られていますが、実は体中のあちらこちらに存在しています。私達の体は無数の細胞で成り立っています。数え切れないキューブ状の高野豆腐が重なっている様子をイメージしてください。お豆腐は細胞です。コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸は、この小さな四角形同士を結びつける結合組織の主成分です。実は細胞とはそれだけでは上手に生きることができません。糊の部分の働きに支えられています。コンドロイチン硫酸は、細胞に栄養や水分を運び、不要なものを引き受けます。さらに新陳代謝まで促進するという、人体の管理職のような役どころです。私達を丸ごと包む皮膚にも、この成分は存在します。栄養や水分の流通管理役としてプルプルの美肌を支えています。ところが、年齢とともに減少します。減った分を補うことにより、滞っていた流れがスムーズになり、肌の保湿性がよみがえると言うわけです。
他にはどんな効果があるの?
そもそもコンドロイチン硫酸は頭痛薬として使われていました。栄養と水分の流通管理役は、同時に痛みを飲み込む力もあるのだそうです。この特質から、肩こりや、関節痛にも、医薬品として高い効果が認められています。脳梗塞など、血管の流れが悪くなる病気にも使われています。この成分の効能を考えれば納得です。また、カルシウムの形成を促す働きがあることから、骨粗しょう症にも改善効果があると言うことです。
副作用はないの?
目立った副作用が見られないことも、多くの医薬品に使われている理由の一つではないでしょうか。「副作用のない薬はない」という英語のことわざがあります。痛みを抑える鎮痛剤にもあてはまる言葉です。しかし、コンドロイチン硫酸に関しては、副作用がほぼないと言えるのだそうです。1955年に発売された頭痛薬「ゼリア錠」は痛みによく効く上に副作用がないという業界の画期的な商品でした。痛みではなく、皮膚の再生を望みたい場合も心配ないと言えます。皮膚に効果があると言われる成分の中には、過剰に摂取しては危険なものもあります。しかし、コンドロイチン硫酸に関しては、摂取量に神経質になる必要もないようです。だからといって、一度に沢山飲めばすぐに効くと言うことはありません。その一粒に含まれるほかの成分が、体に悪さをすることも考えられます。薬でもサプリメントの場合も、決められた処方量をきちんを守ることは何より大切なことです。
サプリメントは効果的?
食品でコンドロイチン硫酸を取り入れることはできないのでしょうか?なめこ、山芋、わかめなどねばねばしている食品や、動物や魚のすじや軟骨に含まれていることがわかっています。ただし、ごく少量です。また、私達の胃腸で吸収しにくい分子の大きな姿をしているそうです。補給したいのなら、サプリメントが効果的です。ギュッと凝縮して摂取することができます。グルコサミンやヒアルロン酸と組み合わせ、目的を明確にした商品もあります。ただし、世に出ているサプリメントは千差万別です。確かな品質を選んでください。何日分かお試しができると安心です。副作用がないと言っても、未成年や妊娠中の方、また定期的他の薬を処方されている人は、医師に相談してからにしましょう。
